世界を中心で 愛をさけぶ(電車の往復時間で およそ2時間)

 読了です。あっという間に読んでしまいました。

 今日の夕方、東横線の中で半分泣きながら本を読んでいる人を見たら、それが俺です(笑)

 これを書いたのは自分じゃないかと思って、何回も作者略歴を見ちゃったなあ。

 作者って今年で45歳なんですね。正直驚きました。かなり感性が若いなあとおもいました。
 これは売れて当然ですね。

 この本は発売した頃(3年位前かな?)から目をつけていました。まだ、全然話題にもなっていなかったですが、表紙の美しさと、一行目の文章に心をひきつけられちゃいましてね。

 これまで買わなかったのは、一言で言えば勇気がなかったから。自分にはまだ早いと思ったんですね。

 結論から言えば、まだ早かった(笑)。最後の章にやられちゃったなあ。



 (以下ネタバレです。読みたい人だけドラッグ反転でどうぞ)

 だって、いきなり十年後の話になるんだもん。僕も今年で「10年目」になる年だから、

 どうしたって、考えちゃうって。

 それにしても、マジで自分が寝ている間に書いたんじゃないかと思ったなあ。

 ちょっと共通項を挙げてみましょうか?

 「彼女と会ったのが14歳」

 「12月24日が誕生日」(もっとも、僕らは逆でしたが)

 「亡くなるのが誕生日」

 「原因は同じ」

 参ったわ。正直。

 彼女が亡くなってしまう話というだけで、敬遠してたのに。

 これは勘弁ですよ。しかも、小説と違って俺には・・・もういいや。

 お早めにお求めください。