「うまーい」

昨日は宮本が見られずに、がっかりでしたが、今日は別の宮本を紹介させてください。





 その選手を初めて見たのは、日本一を決めるトーナメント戦の準決勝だった。

長身のその選手は、劣勢のチームの中で唯一輝いていた。

ボランチとしての判断力に優れていた。その足から放たれるロングボールは正確無比。正確なダイレクトタッチに敵の選手はついていけていなかった。

所属チームは大差で敗れてしまったが、強烈な印象を残した。

 それは、きっと彼女のプレーが私の敬愛する名波浩に似ていたからだろう。

 



 今日から女子サッカーのオリンピック予選が始まった。

 件の宮本ともみ選手は2点を決めて、チームに貢献した。

 1978年生まれ。私と同じ年。また、愛すべき選手ができたことを嬉しく思う。