近鉄・オリックス合併

 まあ、以前から二宮清純氏が予想していたとおりになりましたね
(彼については諸氏の意見があると思うが、少なくとも言っていることが
全て現実になるという点において、彼の慧眼には敬服すべきだと思う)。


 パ・リーグの親会社は球団を『広告費』という名目で脱税してきたわけですが、それもうまくいかなくなったということでしょう。


やはり、一つの企業が年俸、施設を賄うのは大変ですからね。


 企業利益追求球技(『やきゅう』と読みます)の場合、「身の丈にあった球団経営」というのがほぼ出来ない状態です。


 セ・パ両リーグあわせても12球団しかありませんし、サッカーと違って2部落ちがあるわけでもありませんから、

 「目指すは優勝」しかないわけです。当然選手の年俸もうなぎのぼりにならざるを得ないわけです。


 これが球団数が拡大したりセ・パの交流試合が導入されれば、別の意味が出てきます。

例えば、石川県あたりにチームができれば、北陸でプロ野球を恒常的に見ることが出来るわけです。

 これは、地元の企業利益追求球技(僕は『やきゅう』で単語登録しています)の発展に大きく役に立つわけです。

しかしながら、

 この馬鹿が球団数の拡大に反対しているし、セ・パの交流戦にも異を唱えるために、こういう事態が出てきているわけです。

 
 1リーグ化はあの馬鹿の思い通りですが、同時に企業利益追求球技が死への道を歩み始めたともいえましょう。