コンフェデその2

 相手の動きがかなり悪かったことを差し引いても、ジーコ代表のベストゲームの一つでしたね。
 前半の割と早い時間に、福西がショルダーチャージで相手をぶっ飛ばしたシーンがありましたが、ノーファールでしたね。あれを見て他の選手も
「あ、あれくらいやっていいんだ」
と中盤で相手を良く潰していたと思います。

 湯浅さんも指摘しているように、中盤の底の二人が非常に効果的な働きをしていましたね。ヒデはあらゆる局面に顔を出して、パスを受けて前線へ効果的なパスを出していました。加地へのサイドチェンジのパスにはゾクゾクしちゃいましたね。

 福西はつなぎ役をしていたかと思えば、前線へ飛び出したりと、ほぼ完全に中盤を制圧していました。やれば出来る子よ(笑)

 不満だったのは小笠原です。あくまで僕の感覚ですが、コンマ何秒か彼は判断力が他の中盤の選手に比べると遅い気がします。ギリシャの中盤のプレスがほとんどなかったことに助けられましたが、玉離れが遅いために、何度か囲まれるシーンがありました。ここは期待をこめて指摘しておきます。

 得点直後に、能活とマコの自作自演がありましたがw、アレックスが怒ってましたねえ。はっきり言って、お前に言われる筋合いはないですが(笑)

 加地は確率変動というより、彼の生かし方がチームとしてやっと分かってきたんじゃないかと思います。あと、彼もやっと諦めたんじゃないでしょうか。「石川(あるいは彼のようなタイプの選手)は呼ばれないから、俺がシュート打たなきゃ。前に行かなきゃ」と(笑)

 前線の先発二人は、反省文を原稿用紙3枚ずつ提出することw