皇帝より

 皇帝の言葉より

EURO優勝國であることがいつも強い國であることと同じとは限らない。

 ただほら、それ以下の相手にもスゴイ試合をしちゃうのが日本代表なわけで、昨日のギリシャ戦は「このクソ暑いのにやってらんねえよ」とギリシャの選手が思っていたとしても、日本代表のパフォーマンスは良かったですよね。

 ただ、このチームには継続性がないから評価できないんですよね。
 僕個人は出来るだけ相手のゴールに近いところからプレッシャーをかけて、ボールを奪い、ダイレクトを何本か繋ぎ、足の速い前線の選手へ回すサッカーが大好きですが、昨日はかなりそれに近かった(しかし依然としてプレッシャーの掛け始めがまだバラバラのように感じます)。それが今後も出来るのか。そもそも、やろうとするのかが大きな問題でしょうね。

 例えば、ブラジル相手にそれをやったら、へたすりゃ、0−4とかになってしまうかもしれない。ならないのが一番いいんですが、なる可能性は低くない。そうなった時に次の試合はまた、アジアとの戦いになってしまいます。そうすると、またあのダラダラサッカーに戻ってしまうのではないでしょうか。それが残念でなりません。

 このチームにないものは継続性と平等性。果たして、残り一年でそれが生まれるのかどうか。