シーズンレビュー

saruneko2005-12-27


 残念ながら丸亀で今シーズンの磐田の戦いは終了してしまいました。そこで、今シーズンの磐田の戦いについてリーグ戦を中心に振り返りたいと思います。

・1節〜5節
 第1節のF・マリ戦は福西のアレで勝利しするものの、第2節の名古屋戦はノーチャンス、ピンチイパーイで0−3の敗戦。そういえば、この日も雪が降っていたっけ。静岡県西部地方の3月なのに。
 3節のニセホームでのダービーは森岡フリーキックを決められるという、山西もびっくりの展開。その代わり斉藤のカレンのゴールで1−1の同点。
4節のF東戦は終了間際に1点を奪われ敗戦。残り時間を考えれば、ロングボールの放り込みしか手がないだろうに後半43分に名波を下げた山本氏にびっくりしましたね。時間稼ぎですか?この前の天皇杯でも同じようなことをしてましたけど。
ところで、Jリーグの恥さらしより下位でシーズンを終えたのはどんな気分ですか?<F東のみなさん。
 この頃はACL→リーグ戦→ACLという超ふざけるなJFA過密スケジュールで選手は疲労困憊。5節の負けは必然でありました。

・6節〜12節
 5節を終えて、16位。「ああ、来年は三ツ沢で磐田の試合を見るのかな」なんてことも頭にちらつき始める。
 迎えた6節の新潟戦。大きな展開から成岡のゴールで逃げ切り、降格圏脱出。
 次の鹿戦は開始直後に先制され、あっというまに追加点。太田のゴールで追い上げるものの、ジ・エンド。今シーズンはとにかく連勝が出来なかったのが痛い。
 8節は平日の浦和戦。先制されるも、藤田の素早いリスタートから前田のゴールで同点。ちょっとアレなPKをもらって逆転するも、今はなきエメルソンが茶野さんをぶち抜いて同点ゴール。波に乗れない。
 9節の柏戦。相手サポーターの不祥事につけこみ、磐田としては極めて珍しく、アウェーのホーム化に成功。中山隊長の150ゴールも飛び出し、4−0で快勝する。
 10節のガンバ戦。リーグMVPのアラさんにしてやられるも、藤田にプレゼントパスという、願ってもない相手のミスを最後はカレンが押し込み逆転に成功。今シーズン初めての連勝。順位はこの時点で7位。乗ってきたかに思えたが・・・。
 11節。神戸とドロー。内容的にも妥当なドロー。シーズンを終わってみると、こういった下位チーム相手のドローが非常に痛かった気がする。
 次の相手は大分。得点差こそ1点だったが、ほぼ快勝と言ってよい。リーグ中断後のチームに希望が持てる内容であった。

・13節〜18節
 13節。フロン太相手に何も出来ず、終了間際の名波のFKだけが救い。
 14節は罰ゲーム。平日に熊谷というありえない設定。それでも西のFKとカレンの「どうしてそれが入れられるのに・・・(以下略)」というゴールで完勝。「わっしょい!」
 15節は豪雨の中のセレッソ大阪戦。前半向かい風の中、ピンチの連続。ヨシカツのファインセーブと幸運で何とか乗り切る。後半に風上に立つと、一方的にボールを支配する。太田のピンポイントクロスから2点。村井の鋭過ぎるクロスから1点で男前田がハットトリック達成。さすが鹿児島肉パワー。
 次の広島戦はGKデー。「田んぼか?」というピッチで川口・下田の両ゴールキーパーが素晴らしいセーブを見せて、0−0の引き分け。3連勝は出来ず。結局今年は3連勝が1度も出来ずに終わる。
 4日後の相手は2試合大敗続きの東京V。前田の巧みなアウトサイドでのパスから中山がゴールを決めると、勢いに乗って6−0。他チームの話に立ち入るのはどうかと思いますが、この3連戦で守備を立て直せなかったのがヴェルディ降格の大きな要因ですね・・・。そして、いつの間にか順位は3位。さあ行くぞ!!・・・・orz
 19節。また名古屋に遊ばれて完敗。大ブーイングの中新幹線に間に合うようにダッシュで帰ったのを記憶している。

・19節〜25節
 中断後のFマリ戦。カレンの2ゴールと「いとやんごとなき際にはあらぬがすぐれてときめきたまうありけり」(意訳「たいした選手ではないのですが、一心に監督のご寵愛を受けている選手がいらっしゃいました」)のゴールで勝つ。
 次のガンバ戦は現場で見たT氏曰く「最低」の試合。まあ、ネットで見ていても「だめだこりゃ」って感じだったんだから、金沢まで行かれたT氏の怒りはよく分かる。
 F東京戦は現場にもいなかったし、テレビでも見れなかったのですが、簡単に言うと「喜びすぎ」らしいです。
 22節の大分戦は、シャムスカ前で本当に良かった。というか、この時点でも結構いいサッカーしてたよ。大分は。
 23節大宮戦は、名前を書くのも嫌な某県の奥地に監禁されていたので知りません。
 24、25節は都内に監禁されていたので良く分かりません。

・26節〜最終節
 26節はあのヴェルディ戦。なんかなあ・・・。ペナルティって罰を受けるからペナルティじゃねえのかよ(⊃Д`)
この時点で優勝は完全にあきらめますた。
 27節鹿島戦。試合としては面白かったんじゃないかな。家に帰ってから録画しておいたTBSを見たときには、その中継の仕方に辟易しましたが。
 28節、ダービー。名古屋といい、どっかといい、「その相手には負けちゃダメだろ」という因縁があるチームに対して覇気がなさ過ぎる。ちなみにこの試合で「いとやんごとなき際・・・(以下略)」が右サイドで使われ、磐田サポ総激怒。そして、天皇杯でも反省なし。マジで、やめろ山本。
 29節広島戦。アレかな。普段酷い芝でやってるからか、広島の選手は生き生きしていたのかな。1−3の敗戦。さすがにこの試合の後は、本気でゴール裏で怒鳴り散らした。
 30節。村井さんの2アシストは素晴らしかった。っていうか、ここで引き分けなかったら・・・想像するだけで寒気がする。
 31節新潟戦。帳尻合わせの2−3。
 32節川崎戦。久しぶりに楽しいサッカーを見た。とりあえず、若者の2ゴールが良かった。
 33節、34節は都内に監禁のため、見ておりません。

 今独自に作ったスコアシートを見ながら書いているんですが、驚くことに今シーズンは1度しか連敗していないんですよ(4節のF東京と5節)。ただ、連勝も2つどまりで、波に乗れなかった今シーズンを見事に表していますね。

 さてさて、来シーズンはどうなることやら。