データ

 さ、切り替えてまいりましょう。

 僕が個人的につけているデータによると、06年の平均得点は2.0点。失点は1.5点。1試合平均2点はなかなかのものだが、失点が多い。
 これをホームとアウェイで比較してみると、ホームでの得点が2.588点。失点が1.235点。実に1.3点以上も得点が上回っている。
 ところがアウェイだと悲惨。得点が1.412に対して、失点が1.765点。0.3点以上も失点が上回っている。アウェイでの勝率が悪いのも当然だ。
 ホームでは11勝2負4分。アウェイは6勝8負3分け。

 ここで05年の興味深いデータを紹介しよう。

 全体を見ると得点が1.471点に対し、失点が1.176点。失点が極めて少ない。つまり05年はまず守備からという意識がはっきりしていたことがうかがえる。特にアウェイについては面白いデータになる。得点の1.176点に対し、失点は1.059と極めて少なく、06年と違い、得点数が失点数を上回っている。勝利数でもアウェイでは6勝6負5分と五分であった。ホームでの勝利数は8勝5負4分となっている。ちなみにホームでの得点は1.765点で失点は1.294点であった。

 07年シーズンはいわゆる「アウェイでの戦い方」が求められる。攻撃力と守備力その兼ね合いをアジウソンがどのように取っていくのか。注目である。