最近ちょっと思うこと

松本人志が12、3年前に雑誌の中でこんなことを言ってました。

「野球のファンとかサッカーのサポーターとか信じられへん。自分が一生懸命に生きていれば、他人の応援とかしている暇なんかないはずやって。あいつらは自分が一生懸命生きていない代償を他人に求めてるだけや」(言葉は多少違うと思うがニュアンスはこんな感じ)

また、7,8年前の「2」の世界(プロ野球板)の中で、ある人が煽り的にこんなことを言っていました。

「巨人ファンっていうのは、強くなれない自分を強い巨人に求めているだけの低脳な奴ら」(言葉は(以下略))

ちなみに前者は自分が巨人ファンだった時代、後者は「野球なんて滅びろ」思想に染まった時代の頃に読んだ文章で、それぞれ読んだ時の感想は間反対だったのを覚えています。

最近、この両者の言葉を日々思い出します。それはチームが「強い」、「弱い」ではなくてね。

強い奴を応援できるのなんか当たり前なんだよね。その方が楽だし。弱い奴を応援する方が何倍も大変。それはサッカーだけでなく様々なスポーツで。

元来、僕はひねくれ者で熱狂的巨人ファンだったにも関わらず、巨人全盛期を迎えると、そのころ低迷期に入ったサッカーファンになり、ジュビロ磐田全盛期を過ぎた頃に本格的にジュビロのサポになったりしてますから、僕がおかしいのでしょうけど。

いいじゃん、「あの外人ヒョー」とか「○○○ウヒョー」とか「○○○○すげー」とか言ってれば。そういう方が楽しいぜ。期待に応えてくれるし。

その頃俺は、トラップできない犬塚とか守備が怪しい上田とか使い物になるか分からん山本とか岡田とか応援するから。俺は生来、そういう役回りだから。苦しいことは他人に任せて楽な道へ行けよ。ただ、俺はそういう人間のことは心の中であざ笑っているけどね。