前田選手については10年くらい前に読んだNumberに載っていた記事がすごく良くて、それから密かに好きな選手の一人。ブックオフに本書があったので、思わず買ってみた。
感想としては「惜しいなあ」というか「勿体無いなあ」という感じかなあ。余りにも前田の凄さを伝えようとして（それを知らない人がむしろこの本を買うのかという気もするんだがｗ）、彼の人間らしさとかそういうものが書ききれたいないと思うのです。エピソードとしては色々出てくるんだけど、それを全部「野球道を突き進んだ前田智徳」に結びつけてしまっているのがもったいない。
しかし、彼ほど、引退後の生活がイメージできない選手も珍しいなあ。
