次のシンガポール戦に「35歳以上のベテランを招集する」という話が
あるそうです。
スポナビより
この件について以下、J−KETに書いたことを転載しておきます。
おおよそ、皆さんの意見を拝見すると、1 選手に失礼
2 別にいい
3 そんなことしている場合か?(笑)
の3つに分けられると思います。
これまで散々、「ワールドカップ予選は厳しい」「甘いものではない」
と繰り返していた人物が、掌返しで、「35歳以上の選手を呼ぶ」というのは
いかがなものでしょうか。こういうこと書くと、「ベテランを馬鹿にしている」と
揚げ足取りをされるのでしょうから、そういう意図ではないことを先に書いておきます(笑)
自分のサイトでも書きましたが、私は二次予選については相当楽観しています。
「8分の4.5」(青島アナウンサー)などという、信じられないような楽なレギュレーションであれば、
そして、日本の「素」の力さえ出せれば、十分に勝てるでしょう。
ただ、忘れてはいけないのは、日本代表は何を目指しているかということではないでしょうか。
ワールドカップに「出るだけでよい」なら、確かに良い案でしょう。
ですが、2002年以上の結果を出すためのジーコではなかったのでしょうか?
残念ながら、現在の日本代表には23歳以下の選手が一人もいないという、
欧州、南米のサッカー先進国から見れば、とんでもない状況になっています。
これは、明らかにフル代表とそれ以下のチームでのコンセプトが違うために起こっているためです。
これが誰の責任かをここで書くことはしませんが、現状としてそういう状態があることは認めてもらわなければならない。
そして、2006年に活躍できる「中堅」(若手じゃないぜ)をしっかりと、
フル代表に取り込むことが必要でしょう。
これまでの怠りをしっかりと、取り戻さなくてはいけません。
だから、私は声を出して言いたい。
「2006年のために、そんなことしている場合か?」と。
(もっとも、ワールドカップに「出るだけでよい」なら、ドイツでワールドカップ出場経験のないベテランを5分でも出したほうが格好はいいと思いますから、そうすればいいのに。それをしないなら、こんな馬鹿なことやめたほうがいいです)