間違い等もあるかと思いますが、観戦記を。
マリーゼのホームゲームということで、手のひらサイズのメガフォン(磐田色w)とマリーゼ選手一覧が載ったパンフレット(カラー写真入りだぜ)が配られる。
「入場料無料なのに、ここまでして大丈夫なのか?」
と心配になる。
それにしてもマリーゼサポの多さにはびっくり。駐車場にバスが四台停めてあり、そのうちの一台はマリーゼ仕様のバス。さすが天下の東○電力、すごい財力と動員力だw
サポもかなり熱い。バックスタンドに陣取って大きな声を上げている。どっかのJ1チームのサポよりも一人当たりの音量が高いんじゃないかと欝になる。俺ももっとがんばろう。
対するスペランツァのサポらしき人はバックスタンドの端のほうに一人、太鼓を持った青い人が!ずっと、一人で声を出してました。すごい、バモ!!
マリーゼは丸山桂里奈さんお休み。試合前にメインスタンドをウロウロしていたので、「お休みかな?」と思ったら、案の定。
どうも、どっちが勝っても良い(磐田がらみじゃない)試合を見に行くと、お目当ての選手が欠場する傾向があるな_| ̄|○
さて、マリーゼのフォーメーションは4−4−2。真ん中の「4」は横にワイドな形。
森田 佐藤
遠原 五十嵐 早坂 本間
中村 北郷 大部 青木
増田
高槻のフォーメーションをご紹介。3−5−2です。
小野村 相澤
東山 鳥越 小中山
高見 松下
奥田 中鍋 中江
海堀
さて、試合はマリーゼの一方的なペース。ベレーザとマリーゼの間にも相当な技術の差を感じたが、これも同じくらいの差がある気がする。一体、ベレーザと高槻がやったらどうなっちゃうのか、心配。
マリーゼは右サイドからチャンスを作る。サポも分かっていて、右サイドの本間選手にボールが渡りそうになるとそれだけで、大きな歓声が上がる。追いつけないようなボールでも追いついてクロスをあげる本間選手。どこかの13番を思い出させる。これに絡んでいくのが右サイドバックの青木選手。この二人、なかなかの美人さんですぞ(←サッカーと関係ない)。
その代わり左サイドが低調。これはこのチームの問題というより、Lリーグ全体の課題かも。ベレーザ以外のチームは逆サイドにボールを回す意識が低いし、やはり、女子の場合逆まで見ることが出来ないことが多い。あとは、左でボールを正確に蹴ることが出来る選手が少ないというのもあるのでしょう。特にマリーゼの場合、遠原さんという、左足で正確なボールを上げられる選手がいるだけにもったいないなと感じました。
代表試合数80を越える大部さんはさすがに存在感がある。 高さでは負けないし、やはり読みがいい。高槻にはほとんどチャンスなしです。
さて、一方的に押していたマリーゼですが、なかなか点が取れませんでしたが、43分に先述の遠原選手の左足のコーナーキックを北郷選手がファーで合わせてようやく1点を取ります。
後半、風上に立った高槻がやや押し返しますが、シュートにもなかなか行けません。やはり、マリーゼとはかなり力の差があります。
それでも頑張っていた高槻でしたが、87分にすごい場面が!
中盤でボールを奪った、マリーゼが右サイドへ。右サイドに流れていた森田選手がスピードに乗ったまま、DFと1対1になります。ボールが少し浮いてしまいますが、その瞬間、ワンタッチでもう一度ボールを浮かして、一瞬でDFを抜き去りました。
昨日、茶野を抜いたエメルソンと全く同じ!!
このボールを折り返したところに73分の耼原選手の投入で本来のトップに入っていた本間選手が押し込んで2−0。
結局そのまま終了し、2−0でマリーゼが勝利。ペルーレVSベレーザが引き分けたことを考えると大きな勝利ですね。
さて、最後になりますが、JFAが以前、将来のゴールキーパーを育てる、つんくプロデュース・ハロモニ・ゴールキーパー・セレクション(こんな名前じゃないw忘れちゃった。)をやってましたけど、あれは正解!
ちょっと、Lリーグ全体GKがかなりやばいです。ゴールキックの正確性、飛び出しの判断力、ポジショニング、全てがヤバイ。相手ゴールキックが最大のチャンスみたいになってましたらね。これは将来の課題ですね。