こんなことをしたりしていて、加入前から話題だった静岡産業大学の犬塚君。
加入公式発表はされたものの、「誰？」とか「見たことない」という磐田サポさんの疑問を解決すべく、西が丘に大学サッカー静岡産業大学ｖｓ順天堂大学の試合を見に行きました。
始めにお断りしておきますが、静岡産業大のサッカーが「８人で守って２人で攻める」というサッカーのため、あくまで犬塚君個人のことだけ書きたいと思います。
１トラップ
最も注目すべきはトラップの上手さ。常に前を向くためのトラップで、それが正確。トラップだけとってみてもＪリーグに入ってもトップクラスのトラップ力だと思います。僕は個人的に「サッカーの個人技術のほとんどはトラップで決まる」と思っている人なので、かなり期待。
２ドリブル
１対２でもまず、抜きに掛かる。スピードで勝負するタイプではないが、重戦車のように進む。腰がしっかりしているのでバランスを崩しそうになっても倒れない。
３パス
展開的にパスを出す場面が少なかったので評価できず・・・。
４総合的に見て
トラップがベルカンプ級。これは非常に楽しみ。蹴るのが上手い選手は山ほどいるが、止める技術が日本人は甘いと普段から感じている僕にはたまらない選手。体躯もがっちりしているので前線で簡単に潰されることはなさそう。何より前へ向かう姿勢が良い。シュート場面がなかったのが残念だが、怪我持ちであれだけやれれば十分。チームはロスタイムに２失点で逆転負けという終わり方だったが（犬塚君は直前に交代していた）、今後に大きな期待を持たせる選手でしょう。
ちなみに
チームメイトからは「ワンちゃん」と呼ばれていました。
