野洲高校のサッカーとその報道について〜インターネットも含む

saruneko2006-01-29


 自分は野洲高校のサッカーを見て面白いと感じ、結局3試合見た人ですが、
それでも野洲高校のサッカーに対する報道には違和感を感じます。以下、某所の自分の文章コピペです。

野洲の技術をベースにしたサッカーに惚れた。
 (だから決勝を含めて3試合見た)
・サッカーは技術であるという某オランダの英雄の言葉を 具現化した本当に良いチームだ。
・マスコミもそれを賞賛している。
・しかしながら、あまりにも過度に賞賛されている(これは準決勝の前から思っていたこと)。
国見高校鹿児島実業等の体力勝負系(と言われる)高校との二項対立的にマスコミやネットが煽っているのが非常に気になる。
・後半、延長は野洲高校の選手達はほとんど動けなくなっていた。延長後半にあれだけ走って決勝点を挙げたことは評価できるが・・・。
日本サッカー協会の目標が日本代表のワールドカップ優勝なら、国見的な体力サッカー「も」必要であるし、国見・鹿児島実業を卒業した選手達の多くが日本のサッカーの中心となっているという現状について、マスコミと一般のファンはどう考えているんだろうか。
・試合後のインタビューを見る限り、野洲の山本監督自身はそれに気がついているが、マスコミと一般のファンはどうだろう。
・どうしてここまで野洲礼賛が選手権から20日もたった現在まで続けられているのか。
・強制的ですらある「野洲から学べ」という主張には吐き気をおぼえる。山本監督が試合後の記者会見で言っているとおり、「自分達のサッカーを貫く」ことこそがチームを強くすると思うし、各チームがそれを行なうことが日本サッカーの発展に繋がると思うからである。
・全く一貫性のない代表監督選びをしている日本サッカー協会を見ていると、今後、過度に技術を重視し、「走る」サッカーが忘れ去られてしまうのではないか。
・どうして日本サッカーには中庸というものがないのか・・・。