2006年6月某日、渋谷某所でワールドカップまたジーコジャパンの4年間を振り返り、
今後の日本サッカーについて考えるためディスカッションを行いました。題して、
「6月の勝利の歌が歌えない」
参加者を紹介します。
きままに代表ブランクでおなじみのブランクさん。
ヒガシヤマ堂の西川いづみさん。
年齢不詳関西人のいぇーん氏。
熱烈ジュビロサポーターのでぃーすけさん
この4名に司会のさるねこを含めた5名です。
一癖も二癖もある今回のメンバー。どんな話が出てくるか、乞うご期待。
表記
ブランクさん・・・ブ
西川いづみさん・・・西
いぇーんさん・・・い
でぃーすけさん・・・で
さるねこ・・・さ
実に3時間にわたって行われた今回のディスカッションを少しずつ、テープ起こしが間に合わないんだよボケっ。紹介していきたいと思います。
まず、日本のワールドカップ3戦を振り返りました。
オーストラリア戦について
さ 「今日はご参加ありがとうございます。とりあえず、今回のワールドカップの日本代表の戦いを振り返ることから始めたいと思います。では・・・いづみさん」
西 「え?何で私からなの・・・?まあ、いいや。順番にオーストラリア戦から言えば・・・吹田病?」
さ 「吹田って、ガンバね」
西 「そう。後半終了間際で失点というのが・・・」
さ 「はいはい(笑)」
い 「または、一時期の川崎(笑)」
西 「今の磐田(笑)」
さ 「ブランクさんは?」
ブ 「やっぱり、ヒディンクの采配がすごいよね。後半に攻撃的な選手を迷いなく入れてくるという。日本の場合は、小野の投入でおかしくなっちゃった」
で 「オーストラリアが終盤FWを投入することは分かっていたのに。結局、それに耐え切れるだけの守備力がなかったですね。それに対応できる選手選考ができてなかったですね」
い 「マネージメントもなにも、できてなかった。だから、結果としては妥当だった。もちろん、凹みましたけど」
さ 「最後の数分間で3点取られたことは衝撃的だったかもしれないけど、内容から考えて、点差としては妥当だったですね」
ブ 「能活君が当ってなければ、早い段階で0−3とかになっていてもおかしくなかった。そう考えると能活君の大会だったよね」
一同 「そうそう」
で 「何かが降臨してましたよね(笑)」
ブ 「ブラジル戦で強烈なミドルシュートとか片手で止めてたもんね」
一同 「あれはすごかった」
い 「ブラジル戦は枠内シュート14本で4失点。てことは、10本止めてるわけですよ」
ブ 「能活がいなかったら、大変な大会になっていたかもしれない」
一同 「ああ。確かに」
さ 「その一方で、オーストラリア戦の飛び出しミスがありましたけど、あれはどうでしょう?」
で 「ああいうスローイングが入ってきたときは、キーパーが出て触るというのを練習してたって話ですよ。でも中澤が触ろうとしてしまったと。きっと、声も掛けられないほど、みんなパニック状態になってたんじゃないですかね。」
ブ 「守備のことで言えば、宮本が下がりすぎてた」
で 「あれはどうしてあんなにラインを下げるんですかね?」
ブ 「画面で見ても、一人下がっているのが分かった」
で 「走力に自信がないから、怖くてさがっちゃうんじゃないですかね」
西 「うん。怖くて下がっちゃうんだと思う」
ブ 「あれだけ下げちゃうと、中盤が空いちゃうんだよね」
い 「バイタルエリア空いてるの、4年間ずっとですもんね」
ブ 「三戦通して、あれがいけなかった」
で 「バイタルエリアを空けると、ワールドカップのレベルだとあそこからミドルシュート打たれて、入れる力がありますからね。アジアでは良かったけど」
さ 「オーストラリア戦もミドル決められたし」
で 「ペルナンブカーノにもやられたし」
ブ 「ただ、オーストラリア戦についていえば、ヒディンクが上手だったってことじゃないかと思う」