4年間を振り返って
さ 「では、後半戦はこの4年間を振り返ってみたいと思います。お手元にこの4年間の代表の試合結果の資料が……」
で 「ない(笑)」
さ 「ないと思いますけど(笑)じゃあ、これ」
(慌てて資料を配る)
で 「覚えてるかなあ」
アルゼンチン戦
さ 「節目になったのが2003年の6月8日のアルゼンチン戦ですよね。これについてはいづみさんが以前、面白いことを言っていたよね」
西 「なんだっけ?・・・(笑)。・・・ああ、私はこの試合がジーコジャパンの試合の中で一番面白かったって話?」
さ 「そうそう」
西 「私的には理想の4バックだと思ったんですよ。ちょっと『やりすぎ!!』と思ったけど、あのアルゼンチンに対して、失点は承知でガンガン両サイドが上がって・・・。あれだけチャレンジしたというのが良かった。4バックって私は好きじゃないんだけど、あの4バックだったらいいなって思った。だけど、そのあと『総とっかえ』*1になっちゃって」
い 「確かにガンガン上がってた」
西 「点は4点取られたけど、あのときのアルゼンチンって結構いいメンバーだったでしょ」
西 「そうそう」
で 「ジーコが試合の後、『もうアルゼンチンとはやりたくない』とか『もうマッチメイキングしないでくれ』とか言ってたでしょ(笑)」
さ&西 「アホか?」
さ 「そういう相手とやらなきゃいけないのに」
で 「何考えてるんだか(怒)」
さ 「おまえ、ブラジル人で、よくそんなプライドないこと言えるなと」
で 「子供か?(笑)」
2004年
ブ 「これ、一つずつおっていくと、つらいな」
さ 「厳しいか。時間的に」
ブ 「端折りましょう(笑)出来事だけおっていこう。ジーコ解任デモについてだけど」
で 「あれっていつでしたっけ?」
ブ 「結構スポーツ新聞も取り上げてくれて、何とかなるかなと思ったんだけど、その後のヨーロッパ遠征でチェコに勝ったりとか、イングランドに引き分けたりして世論が動かなかった。ここで討ち取ってればねえ」
で 「仕留めそこなった?(笑)」
ブ 「悔しかったね」
さ 「いやあ、あのオマーン戦は酷かったね」
ブ 「この試合に限らず、最終予選もそうだったけど、引いている相手に、グルグルとボールを回しているだけだもんね」
さ 「フリーランニングが全くなくて、立ち止まっている選手にパスばかりだから、点が取れるわけない」
ブ 「アジアの相手に1−0だもんね」
さ 「スコアは1点でもいいんだけど、内容が悪すぎだ。あれじゃあ、どこかで躓くと思った。そういや、PKあったよねオマーン戦」
で 「あったあった。俊輔が止められたやつ」
い 「あれは止められる雰囲気がありましたよね」
さ 「審判のプレゼントPKだったしね。点が入る雰囲気がなかったよ。あの試合は」
い 「久保の打ち損じだけだったですねえ」
で 「その次の、シンガポール戦も酷かったですよね」
さ 「あの試合はチームマネージメントの失敗だよね。海外組を直前で合流させて、彼らが動けなかった」
い 「シンガポール相手やったら、海外組なんか呼ばなくてええって(笑)」
で 「俊哉*2が救ってくれたから良かったけど」
ブ 「話は変わるけど、キリンカップという大会が何の意味もなくなった気がする」
い 「僕もキリンカップの試合は見なくなった」
ブ 「客もそこそこ入ってるし、視聴率もある程度あるんだけど、見ていて胸を打たなくなってきた」
い 「僕、ハーフタイムで寝ますもん(笑)」
さ 「僕も寝そうになる」
西 「私も(笑)」
さ 「今、集まっている僕らは、それぞれのサポートチームがあるけど、それ以前に『サッカーが好き』って人たちじゃないですか。だから自チームとは関係ないJ2の試合とかLリーグとかでも面白いと思える人じゃないですか。それにも関わらず、寝そうになるっていうことは、よっぽど代表の試合がヤバイってことですよね」
ブ 「そうだよね。さるねこさんとか、『代表の試合はエキサイトバイク*3やりながら見てる』って言ってるもんね(笑)」
さ 「そうそう(笑)任天堂DSでねw。だって、つまんないんだもん」
い 「僕もそう。『ながら見』しますよね」
で 「代表が海外に遠征にいくじゃないですか。そうすると試合開始が夜中になるでしょ。でも、その時間まで起きてまで見ようとは思わない。ウチの村井とか田中とか出てるのに」
い 「D通のおかげで、割と試合開始時間が早くなったりしてますけど、見なくなりましたね」
で 「正直言って、今回のW杯だって、誘われなかったら23時開始の試合とか見てないっすもん」
一同 「ワハハアハ」
で 「いや、マジで(笑)。仕事あるし、寝てますもん」