以前から気になっていた二つの問題(平山問題、市原→磐田)について。
僕は基本的には、ジュビロでも国見でもアタランタでも、
僕が勝手に好きなだけと思ってます。
ゴール裏に行って声を出して、チームが勝てばそりゃ、家で
テレビを見ているのとは違う恍惚感というものがありますよ。
でも、僕は「俺(たち)のおかげで勝った」とは思わないように
してます。してるというか、本当に思わない。
結局、サポなんつうのは、自らの肉体を削って練習している選手たちを
一方的に応援している傍観者に過ぎないと思ってます。
いろんなことを犠牲にして、すばらしいプレイをしようと努力している選手たちが
生み出す感動というオコボレをもらっているハイエナみたいなもんだと。
スポーツ選手というのは、僕ら一般人と異なり大きなリスクを負っています。
いつ怪我をするか分からないし、監督とソリがあわなかったら、そのまま干されることだって
あるし、チームの事情でいつ首を切られるか分からない。堂々と遊びにに出るわけにはいかないし、
デートだっておちおち出来やしない。
彼らはいろんなことを我慢して、僕たちの前で試合をしている。
常にそのことを忘れないようにスポーツを見ています。
だから、僕はスポーツ選手がどんな道を歩もうともそれに対しては何も言わない。
選択が大学でも、Jでも、残留でも、移籍でも。
たとえ、サックスブルーの背番号7がチームを去る時でも。